2012年 冬号

(CFAPニュースレター2012年12月号の要約です。写真入のものを下記リンクからダウンロードできます。)

 

CFAP(子どもにやさしい都市アジアパシフィックネットワーク) 

ニュースレター201212月号 

 

●CFAPネットワーク議長/カレン・マロンからのメッセージ

親 愛なるネットワークメンバーの皆さん、2012年最後のニュースレターをお届けします。2012年はユニセフCFC の仕事が大忙しの一年でした。カザフスタン、ネパール、日本、ボリビアまで足を伸ばしました。イノチェンティセンターを核として2013年にはあらたな前 進をはたすであろうことが楽しみでもあります。2012年のユニセフレポートのテーマは都市化であり、都市やその周辺で、都市ではいまだこどもにやさしい 都市計画は不十分だが、このことは差別のない、生存や発達、参加にかかる人権にもとづく統治のモデルに不可欠で、こどもたちは自分たちに関わる計画に参加 する権利を持つ存在であることは子どもの権利憲章の中に確立された考え方なのです。無視されている人々の存在を可視化し、すべての子どもたちにそのニーズ と権利を保証するために、こどもにやさしいまちCFCのアプローチをゴールに向かって続けて行かなくてはなりません。隔年で開催されるChild in the city がクロアチアのザグレブで開かれましたが、その成果はウェブサイトで見ることが出来ます。インドネシア、日本、オーストラリアの仲間がたくさん参加しまし た。2007年設立のネパールのソーシャルワーク専門学校の体制が一層強化されており、かれらはみなさんが来年のカンファレンスの前後に学校を訪問してく れることを待ち望んでいます(www.nepalschoolofsocialwork.org)ENGAGEという団体が設立されました。これは社会貢 献しようとするボランティアによるボランティアのための組織であります(www.engage.org.np)。10月の短い訪問の際に文化的にも社会的 にも学術的にも私は驚異的な経験をしました。2013年の3月30日までに簡単な査読ありの論文かポスターとと申し込みをしてくださることを待っていま す。(www.childfriendlynepal.com)。日本ではこどもとともにコミュニティとともに津波被害の地での精力的な活動が続けられて います。その他南オーストラリア、インドネシア、ニュージーランドでは活発な活動が続き、さらに中国、ベトナム、タイでも我々の活動との強固なつながりが 生まれつつあります。このネットワークますます活発になるためにすべての人が貢献してくださることを願っています。来年は7月の会議に向けまた忙しい都市 になりますね。この素晴らしいお祝いの季節に、どうぞみなさまお友達や家族とともによいお年をお迎えくださいね。カレンよりカントリーレポートインド Introduction to Dr. Sudeshna Chatterjee - Executive Member for Indiaスデシナ・チャッタージー博士はジェノバで9月29-30日に開かれた委員会に出席し、子どもの権利についての国連憲章のジェネラルコメント 31の草案を完成させました。博士は14人のワーキング・グループ・メンバーの一人なのです。チャッタージー博士の業績や最近の活動はweb ページや論文から知ることが出来ます。ニュージーランドバーバラ・ランバーンによる報告(ユニセフのアドボカシーマネージャー)ここ6 ヶ月ほどの子どもや関連事項へのメディアの関心は非常に高いです。たくさんの地域団体やNGO のたゆまぬ活動の成果でもあります。つい2週間ほど前、私はWhangarei のHannah Mitchell によって企画されたイベントに参加する機会を得ました。子どもに焦点を当てた子どもたちがそれぞれ重要な役割を担う、教育的機能も持つイベントでしたが、 残念ながら一部天候のため延期になってしまいました。しかしこうした動きがニュージーランド各地で始まっている好例でもあるわけです。現在我々ユニセフ・ ニュージーランドは2つの大きな目標を掲げています.ひとつはCFC を目指す自治体へのガイド作りであります。またもうひとつはwebサイト作りです。また、来年の始めに一日がかりのフォーラムを開催したいとも考えていま す。来年が楽しみです。

 

 

子どもの参画とこどもにやさしい都市に向けた日本の動き

動 きの4 類型ひとつめは法的な枠組みを重視する動きです。多くの自治体で始まっています。子どもの権利研究所の喜多明人先生や荒牧重人先生たちが中心になっていま す。川崎市はすでにユニセフのイノチェンチィセンターのCFC のweb サイトにも掲載されています。ふたつめは子ども参画をすすめようとする自治体の動きです。脱中心化の動きが加速し、地方のコミュニティ活性化のためにもこ どもや若者の参加に言及する機会が増えてきました。背景には子どもに対する市民教育の成果もあるかもしれません。三つ目は、次世代育成支援の方策としての 子ども参画の推進です。出生率の低下を抑制することが求められる中で出てきた動きですが、批判もあります。親の負担軽減など大人に焦点が当たりすぎてお り、子ども自身の声が聞こえてこないとも言われています。さて、4つめは、市民活動から生まれてきた動きです。子ども劇場や親子劇場など1960年代に始 まったもので、今では全国に広がっています。遊びや表現を通して子どもの権利や子ども参画を考える動きで、先の3類型とは全く異なる発想からの動きでもあ るのです。先進的な事例についてウェブサイトに乗っている川崎市は第一の類型になる訳ですが、加えて、以下の都市を第二、第三の類型の例としてあげたいと 思います。ますが、ニセコ町(北海道)の例です。第二類型の典型例と言えます。2000年に発効した町のまちづくり条例には「20歳以下の市民にはまちづ くりに参加する権利がある」と記されています。2002年、小学生や中学生からなるまちづくり委員会が発足しました。まちは多くの参加可能な活動を用意 し、子ども参画を進めました。それから10年子ども参画のプログラムの実践から考えると、すでにCFC のビルディングブロックの第一項は達成されているとも言えましょう。

 

オーストラリア

まずは受賞の報告が3つです。詳細はウェブサイトでご覧ください。http://www.kids.nsw.gov.au/kids/advocacyresearch/builtenvironment.cfm

http://www.npsp.sa.gov.au/page.aspx?u=443&c=5928

http://bayjournal.com.au/joomla/bayjournal/environment/3054-redland-city-council-wins-prestigious-national-planning-award-for-creating-a-child-friendly-city.html

他にもオーストラリアでは興味深い活動や研究が多く実践されています。Frankston Victoriaあるまちで戸外をもっとこどもにやさしいものにしようと言う活動が実践されました。

 

CFAPニュースレター2012年冬号(日本語版).pdf
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英語バージョンはこちらです。

 

2012年 夏号

(CFAPニュースレター2012年7月号です。写真入のものを下記リンクからダウンロードできます。)

 

英語バージョンはこちらです。

 

 

2012年 春号

(CFAPニュースレター2012年1月号の翻訳です。写真入のものを下記リンクからダウンロードできます。)

 

CFAP(子どもにやさしい都市アジアパシフィックネットワーク) 

ニュースレター20121月号 

 

●CFAPネットワーク議長/カレン・マロンより皆様へ 

 

あけましておめでとうございます!2012年ですね。

みなさまが素晴らしいお正月休みを過ごし、また新しい2012年という年を期待の気持ちで迎えておられるといいのですが。

新しい年が始まるときにはいつでもそうですが、今年もまた、過ぎた年を振り返り、うまく行ったこと、2012年に活かせる成果は何かを考えるのは、楽しいものです。

このニュースレターも中身満載のものとなりました。何しろ、2012年にはたくさんのイベントが控えていますから。これらの活動の詳細は我々のウェブサイトにも投稿する予定です。どうぞ楽しみにお読みください。

 

イベントと言えば、2011年のCFAPにとっても大きな成果はなんといっても、インドネシアでの大会開催でしょう。500人以上の参加者が、子どもにやさしい都市についての理念や体験を共有し、CFAPの ネットワークをさらに広げるにはどうしたらいいかを共に考えました。ソロ-ジャカルタの自治体の全面的な歓迎ぶりや「女性のエンパワメントと子どもの保 護」省の支援を受け、大会は素晴らしい成功をおさめ、この地域のパートナーシップをより強固なものにすることができました。特によかったのは、UNICEFに加わる多くの国々の代表が出席し、CFC活 動推進につながる支援体制の現状について明らかにしてくれたことです。大会ではまた、子どもの参画に関する宣言をさらに発展させる機会にもなり(本文につ いてはウェブサイトをご覧ください)、さらに、多くの国々にとって、今後も活動を発展させていくための第一歩となりました。

 

もっと言うと、国際的な代表機関としての組織の在り方が確立し、恐らく2012年にはCFAPネットワークがこの地域の真の代表となるための重要な方向性が決まってくると思われます。実に14カ国以上でネットワークの地域代表者を選出しており、議長の役割もプロジェクトの報告や、支援の要請、情報の共有、そして隔年で開催される会議のようなイベントの企画実行(2013年にはネパールで開催予定)ということになるでしょう。CFAP独自の会議だけではなく、クイーンズランド州ローガンで開催される子どもにやさしい都市会議については、ジェフリー・ウールコックの報告がニュースレター後半に載っていますが、そこにはウェブサイトのリンクもありますので、詳細をそちらでご覧ください。

 

私自身のネットワーク関連の仕事としては、UWS(西シドニー大学)と子どもにやさしい都市の国際組織によって、2011年の後半に私はボリビアとチリに招かれ、CFAPネットワークメンバーと共にユニセフの国代表とも話す機会を得、彼らの活動について知ることができました。また、カザフスタンの大統領府やユニセフ・カザフスタンとも緊密に連携し、カザフスタンで進行中の子どもにやさしい都市の活動を視察し、それが2012年までには国中を網羅するような国家規模の活発なプログラムとして運営されようとしていることを見てきました。非常に貴重な体験でした。

 

カ ザフスタンはちょうど我々のネットワークの境界上に位置しており、すでに我々のメンバーになっているわけですが、中央アジアの拠点として急速に力をつけて きており、人々も子どもを中心に置いた子どものための活動をまちや地域に根付かせようと熱心に学んでいるところです。彼らが子どもや若者の参画に非常に強 く焦点を当てている様子に私はいたく感激しました。というのも、実際には社会や地域の状況というのはかなりチャレンジングで難しいものですので。報告書は 彼らが同意すればすぐにでもウェブサイトで見れる状態になっています。ユニセフ・カザフスタンはカザフスタン政府と協働で、2012年の9月にカンファレンスを開催する計画です(詳細は後述)。これはヨーロッパのCFCの支援を受けて9月にクロアチアで開催されるChild in the City会議の近辺で行われますので、この二つのイベント両方にCFAPのメンバーが参加し、それぞれの活動状況を報告してくれることを望んでいます。

 

CFCAPのフェイスブックアカウントについて

多くのメンバーが登録して情報交換しています。関心のある方はぜひご参加ください。

アドレスは↓

https://www.facebook.com/groups/166450933377503/

 

 

2011年には、「海外へボールを」プロジェクトも大いに活発に実施されました。これはCFAPの事務局でもあるマリオン・スタージェスが支援している活動で、インドネシアのたくさんの地域にスポーツ用品を届けた大きな活動です。このプログラムの効果と子どもたちのたくさんの笑顔は非常に素晴らしいことでした。マリオンがこのプロジェクトのその後についてニュースレターの最後の方で報告してくれています。マリオン、 ほんとうにありがとう。また、インドネシアのみんなにもお礼を言わなくてはなりませんね。だって、子どもにやさしい都市の活動は単に自分の住む地域でのみ 行うのではなく、その他の地域であっても必要としているところがあれば、お互いに助け合うということを示してくれたのですから。日本でも同じようなことが ありました。あとで国別レポートの中で詳細に触れられていますが、日本にとって非常に厳しい一年だったわけですが、被災地の子どもたちの生活を再建するた めに日本の仲間たちは最大限の努力を払っており、彼らを助けるために地域を越えて連携する動きが生まれてきています。

 

バーバラ・ランボーンとその熱意あふれる仲間たちの指導のもと、ニュージーランドのCFCプログラムは2011年にたくさんの成果を上げ、2012年に向けさらに進んだ計画を立てています。バーバラは国別レポートの中でいくつか示唆に富む指摘をしてくれています。南オーストラリアの一地域では2012年に向けていくつか活発な動きが出てきています。報告はこのニュースレターで読めます。 アリス・スプリングスは2012年の早い時期に小さな子どもたち、地域で最も弱い存在である子たちに焦点を当てたプログラムをスタートさせるようで、近々CFCの新しいプロジェクトとして追加されるでしょう。

 

最 後に、ユニセフ・オーストラリアがオーストラリアでの発展プログラムの実施可能性を調査し始めたという話も大変喜ばしいです。調査官に会った印象では、 ネットワークメンバーとの会談を望んでいるということでした。まだこの段階では何も聞いていませんが、いい話が入ってきたら、すぐにお知らせします。みな さんもぜひ何かいい情報がありましたら、みんなと共有してください。こうした情報をとても欲している仲間がたくさんいますから。

 

CFAPネットワークは300人を超すメンバーとたくさんの組織からなる活気に満ちたネットワークです。これからもユニセフの国ごとの事務所や政府と連携しながら、2012年も子どもの権利と保護を守り、確立するために活動の効果や作用をどんどん広めていきましょう。

 

CFAP事務局より CFAPネットワーク議長 カレン・マロン

 

 

マリオン・スタージェスより 

みなさん、こんにちは。

まず、はじめに私自身のことを少しお話ししたいと思います。

私はマリオン・スタージェス。西シドニー大学で約四年間、教育研究をおこなってきました。その前は小学校で18年間教鞭をとっていました。私はこれまで幼児に関わる分野で働いてきました。また、中学校や特別支援学校でも活動してきました。現在大学では、現代社会における子どもたちの現状や子ども時代に関する講義を行っています。 私はFuturo Infantil Hoy Pasantia Chile Pasantia, 2009, 2010 というプロジェクトのコーディネーターを務めてきました。また2012年度の訪問も打診されています。このプロジェクトは西シドニー大学がチリの国立幼児研究機関やINTEGRA財団やEscondida炭鉱財団とともに進めているもので、チリ北部のAntofagastaの子どもたちへの福祉サービスを促進させるためのものです。プロジェクトは地域、家族、子どもたち、そして教育者の間に連携を構築することに重きを置いています。そうすることで、子どもの権利の発展をより進めていけると考えているのです。

 

最近、より高度な研究に加わることになりました。スルカルタ市で2011630日から72日に行われた子どもにやさしい都市アジアパシフィックネットワークの第二回国際会議では、私は子どもや大人から成る参加者の小集団のファッシリテーションとフィールド訪問を担当しました。もちろん特別起草委員会として「2011子どもにやさしい都市アジアパシフィック会議」における「子どもの参画のソロ宣言」の草案作りにも加わりました。4人のティーンエージャーと一緒に行ったので何しろ大変でした。

 

私はKaren Malone(カ レン・マロン)教授と共にアジアパシフィックネットワークの委員会の事務局として働けることをとてもうれしく思います。より詳細な情報はニュースレターに もありますが、ぜひフェースブックページにも加わってくださればアクセスが可能になります。またいつでも私にご連絡ください。アドレスはm.sturges@uws.edu.auです。

 

 

写真はインドネシアのフォーラム参加時のMarionによるファシリテー所ンションの様子です。

 

CFAPネットワーク参加国・地域代表からの活動報告 

●日本より 

 

CFAP日本の議長である木下勇氏より季節の便りが届きました。これを見ると、もうあの災害が日本で起きてから、1年がたとうとしていることを思い出します。子どもたちは今なお、絶望的な状況におり、助けを待っています。

 

日本では11月に第二回アジア子どもの権利フォーラムが開催されました。

 

このフォーラムは日本の子どもの権利条約総合研究所と韓国の子どもの権利委員会の共催で開かれました。第1回のフォーラムは2年前にソウルで開かれました。今回は、カンボジア、中国、インド、インドネシア、日本、韓国、モンゴル、フィリピン、台湾、タイから参加者がありました。

 

2回アジア子どもの権利フォーラムは1120-21日 に東京で開催されました。ここでは、データや現状、法制や政策とともに子どもの権利の保護と推進のためのイニシアティブや実践を共有し、研究者や専門家の ネットワークを広げることで、アジアの子どもたちの権利の確立を実現するという目的を掲げています。フォーラムのテーマは「子どもにふさわしい世界の創造 ―危機的状況下における子どもの権利の実現―」を掲げており、未曽有の大災害となった地震と原発事故の余波も冷めやらぬ中、日本で開催されました。本ネッ トワークにも加わっている荒牧重人・山梨大学教授や内田塔子・東洋大学講師をはじめ、喜多明人・早稲田大学教授は大会実行委員長として、各国の代表と連携 して、フォーラムを盛会に導きました。会場にはCFAPの大会を開催したばかりのインドネシア代表の姿もありました。今後もCFAPと相互に情報交換し、連携を強めていきたいところです。

 

大会宣言URLhttp://homepage2.nifty.com/npo_crc/pdf/asia_forum/taikaisengen_japanese.pdf

 

最終日に採択された大会宣言の日本語は下記URLで読むことができます。

http://homepage2.nifty.com/npo_crc/pdf/asia_forum/taikaisengen_japanese.pdf

 

●インドより 

Sudeshna Chatterjee博士による紹介

私はアメリカでコミュニティと環境デザインにおけるPhDを取った建築家であり都市計画家であります。私は2001年 以来さまざまな事情や条件の国々で子どもにやさしい都市に関する問題に関わってきました。さまざまなといっても私の主たる活動地域は中央インドなのです が、参画の枠組みの中で、子どもにやさしい都市の社会的物理的環境の整備に努めてきました。私の博士論文のタイトルは「子どもとの間のつながり」で、場所に注目して、子どもにやさしい都市について考察したものでした。量的および質的方法論を用いて、地方で実際に環境改善に携わっているインドの子どもたちの視点から子どもにやさしい環境について考えたものです。私は2006年にPhDを取得して、インドに帰国したのですが、それ以来インドだけではなく地球規模で子どもにやさしい都市の実現のために活動してきました。NGO、政府、シンクタンク、民間企業、あるいはどんなに小さな組織であっても世界をもっと子どもにやさしいものにするために必要なことを調べるのに関心を持つあらゆる人と一緒に活動してきました。

 

私の第一の使命の中にはNPOCEOの就任も含まれていますが、そこでは子どもたちの居住環境の改善の研究、権利擁護、計画、デザインに従事しており、子どもにやさしい環境を推進し創出することで子どもの権利を実現しようとしています。私は調査デザインコンサルタント(Kaimal Chatterjee & Associates) のパートナーもしていますがそこからはぴか一の計画が生み出されています。私の第二の使命は発展途上の都市で都市的居住環境の研究、執筆、教育に携わるこ とです。私はニューデリの建築意匠の学校で都市デザインや都市計画を教えていますし、アメリカ合衆国のボルダーにあるコロラド大学の子どもと若者の環境デ ザイン研究センターでの研究員も務めています。ボルダーのセンターは地球規模で子どもや若者の環境に焦点を当てて調査やデザインの研究を行うリーダー的存 在であります。私はChildren, Youth and Environments誌のピアレビューアーでもあります。

 

私は2010年のCICフローレンス会議でマロン教授と出会いました。そこではふたりとも、こどもにやさしい都市とコミュニティに関するアセスメントとモニタリングのツールを評価する国際協議に加わっていたのです。

 

私はまた、CFAPの特別メンバーでもある日本の木下勇氏ともIPAEDRAのネットワークで機知であります。ぜひわたしもそのお仲間にいれていただきたいといつも思っています。

Sudeshnaより

 

 

●ニュージーランドより

Barbara Lambourn(バーバラ・ランボーン):ユニセフ・ニュージーランド

 

「子 どもにやさしい都市(CFC)」と認定されることは、そのまちが「子どもにやさしい」都市として公式に認められるだけでなく、子どもの生活の向上推進のた めの国際的なネットワークの一員に加わることでもあります。そしてそれは、子どもたちと都市の状況が現状よりも更に向上していくように継続的に改善し続け るということです。

 

考え方の根拠;

 国連子どもの権利委員会が示す「子どもの権利」と「CFC」の枠組みを統合して、地方自治体のガバナンス・政策・計画として考えること。「子どもの権利」と「CFC」の9つの基本理念は、全ての人にとって恩恵をもたらします(「子どもにやさしい」とは「子どもにだけやさしい」のではなく、「全ての人にやさしい」社会の実現を目指すものだからです)。

 

プロセス;

 現状の包括的把握→改善→推進→改良・単純化(縦割り行政に縛られず、そして常に改善をスムーズに行えるように)

 

ユニセフからCFCの認定を受けるためのステップ(ニュージーランドの場合);

自治体としての意思表明-まず、ユニセフ・イノチェンティセンターのCFCの定義とCFAPソロ(インドネシア2011)宣言を受け入れることを表明して、CFC協議会の承認を受けること。

1-1首長あるいは代理機関・議会・代表グループが申請できるものとします。

1-2)CFCアジェンダに従う旨の公約が必要です。

2.CFCアジェンダを受け入れる意思があることをユニセフ・ニュージーランドに伝えます。

3.CFCアジェンダを実行できる体制の証明(スタッフ、計画推進のための予算、実行を監督する機関(理事会など)の準備)

4.都市全体にわたる協議と計画の実行(イノチェンティ・センターの自己評価ツールを用いて、基準に合致しているかチェックを行う。)

4-1)CFCアジェンダに照らしたスタッフ・評議会・委員会・ビジネス及び地域担当部門の教育、学校への普及・啓発を行う。

4-2)この一環としてさまざまな関係機関とも連携を取り、サポートしたりメンバーに加わってもらったりする。

4-3)「目標→計画→実行→経過チェック→評価」の中期計画のプロセスを決める(通常23年で1サイクルを目安とします)。

5.ユニセフ・ニュージーランドに計画が承認されれば、その自治体は計画実行に向けてサポートを受けられ、「子どもにやさしい都市」としてネットワークに登録されます(23年は申請中としての登録となります)。

6.試行段階を1サイクル終えた時点で、正式にCFAPとして承認されるための申請をユニセフ・ニュージーランドへ行うことができます。ユニセフ・ニュージーランドは、子どもたち及び代理人による評価や将来目標なども加味して申請内容を判断します。

7.承認されれば、CFCとして認定されます。

8.こうした23年1サイクルの「中期計画・実行・評価・見直し」のプロセスが繰り返されることで、自治体の中でのCFCが継続して進められます。

9.何も改善が見られない場合には、改善請求を受け、それでも改善されない場合には認定取り消しとなり、再度申請が必要になる場合もあります(子どもたちによる報告や改善に向けての客観的に測定可能なプロセスの提示により、再申請を避けられる場合もあります)。

 

●香港より

L. H. Li(李寧衍):香港大学准教授

 私たちは現在、「子どもの一人移動(Independent Mobility)」について調査を進めており、これまでに香港、中国、日本の各地からそれぞれデータを集めているところです。「子どもにやさしい都市」の指標のひとつとして、この「移動の自由さ」をこれから検証していく予定です。

 

●フィリピンより

Angela Desiree (GiGi) Aguirre & Grace Agcaoili(アンジェラ・ジジ・オギリ&マリー・グレイス・アグウィリー

 「第二回都市で生きる子どもたちフォーラム(*)」について、マニラ・デイリー新聞に掲載されたRacelis(ラセリス)博士(元アテネオ・デ・マニラ大学フィリピン文化研究所所長)の記事「都市の貧困層の子どもたちだって権利を持った市民」(The Manila Times. Net 2011918日より)をご紹介します。

http://www.manilatimes.net/index.php/opinion/columnist/7576-urban-poor-children-are-citizens-with-rights

*第二回都市で生きる子どもたちフォーラム

 フォーラムは2011823-24日 に、アテネオ・デ・マニラ大学フィリピン文化研究所、ユニセフ・フィリピン、フィリピン内務省主催により、アテネオ・デ・マニラ大学で開催された。そこで は、都市の子どもたちのために、また子どもたち自身の参画も進めながらより良い実践事例の記録を積み重ねながら、フィリピン政府とユニセフによる国家プロ ジェクト行動計画2012-2016へ提言を行うことを目的としている。

「子どもたちの未来を変えられるかどうか、それはすべて大人の本気にかかっている」

~第二回都市で生きる子どもたちフォーラム参加者たちの想い~

 先日、ユニセフ主催により第二回都市で生きる子どもたちフォーラムが開かれ、アテネオ・デ・マニラ大学フィリピン文化研究所、内務省、子ども福祉協議会、地方および国の行政機関、NGONPOからの参加者たちは、スラム街で生活している35名の知的で活発な子どもたちのありのままの声に耳を傾けました。フィリピン国内にはこうしたスラム街が非公式に点在していますが、参加した子どもたちは、スラムで暮らす日々の生活について苦悩と被差別、そして小さな喜びや楽しみなども含めて赤裸々に語りました。

 

世界状況の全体像

 都市部で暮らす貧困層の子どもたちは、世界全体で13億人もいて、毎年6千万人ずつ増加しているといわれています。また世界人口予測では、2050年までに世界人口の3分の2が都市部に住むといわれています(現在は約50%が都市居住)。そのうちの大部分は人口1千万人以上を抱える21の大都市に集中していて、さらにそのうち19都市は途上国または大都市化が進行中の場所にあります。上位20%の人たちが世界の70%の富を占め、下位20%の人たちの所得はわずか2%に過ぎなくなるでしょう。

 都市に住む子どもの3分の1は好ましくない環境、つまりスラム街や路上で生活するようになるでしょう。統計的には都市部に住む子どもたちは、農村部に比べて裕福であるとみなされますが、一方で都市部内では貧富の格差が拡大することを示しています。

 これは、「都市化する世界の中で、世界のすべての人に安全な住まいを、そして持続可能な開発を」とうたった1996年の国連人間居住計画によるイスタンブール宣言(ハビタット・アジェンダ1996 )から連なる国連のミレニアム開発目標(詳しくは外務省のサイト

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/mdgs_gai.htmlを参照)の子どもたちの健康・栄養・教育に焦点を当てた子どもの権利の達成が大幅に下回るであろうことが示唆されています。

 

フィリピンにおける都市の貧困とこどもの住まい

 このような世界的な傾向と同じく、フィリピンの子どもの3分の1は、 都市の中の最も貧しい地域で育ちます。おそらく彼らの両親や祖父母たちは、家族や子どもたちのためのよりよい生活を求めて数十年前にそこにたどり着きまし た。しかしその当時は普通に家を借りることができないぐらい貧しかったので、とりあえず空き地を見つけてそこに住み始めました。そのほとんどは他の人たち が住みたがらないような場所、例えば高架橋や橋の下、海に突き出した桟橋、線路脇の小道、小川のほとりや河川敷などでした。徐々に他の移住者たちもそこに 加わりました。彼らは貧しいけれども希望を持って新天地に移ってきた人たちなので、その新しいコミュニティは食べ物や水が不足し、衛生状態も悪く、教育も 充分ではなくて、仕事を得ることが難しく、雨風をしのぐことさえやっとで、何の保障もありませんでしたが、彼らはその状況に打ち克つべく、みんなで団結し ていろいろと工夫し、一生懸命努力しました。その結果、貧しいなりにもお互いに助け合い、活気のあるコミュニティが形成されていったのです。

  長い間、政府も一般社会も、彼らのそのような状況を改善したり、スラムの拡大を阻止して彼らを助けようとはしてくれませんでした。だから彼らは自分たちで なんとかしなければなかったのです。その結果、経済的な状況は本当に少しずつではありましたが、徐々に改善されていきました。

 

  大人たちだけでなく、子どもたちも生きるため、そして少しでも生活を良くするために働かなければならなかったので、なんでもいいからとにかく仕事を見つけ て働きました。その結果まもなく、小さいけれども整理整頓された家の中には、TV、ミシン、冷蔵庫、ランプ、家具が整っていきました。それこそが、彼らが 夢見て故郷の農村からやってきた都会での豊かな生活でした。 

 しかし、それから何年か経つと、コミュニティの 中では世代交代が進み、彼らの子どもたちや孫たちといった若い世代へと変わっていきました。故郷に帰ることを呼びかける政府のバリク・プロビンシヤ・プロ グラムも実施されましたが、都会で生まれ育った第二、第三世代の多くの人たちには既に故郷と呼べるような場所はなく、プログラムはうまくいきませんでし た。そこで政府と地方自治体は、郊外の更に遠くの場所に移転場所を確保して、強制的に立ち退かせようとしましたが、それもうまくはいきませんでした。

 

  サパン・パライやカルモナ、最近ではブラカン州やラグナで実施されたそのような強制退去は、厳しいだけでなく、人権侵害にもあたると言えます。彼らが数年 にわたって大事に築き上げてきた資源や社会資本を奪い取り、既に貧しい状況にある人たちをより一層悲惨な状況へと追い込むのです。遠隔地への強制退去に よって、それまで築いた地域内での関係性や生活の糧を断ち切ってしまうことは、もしそれがたとえ移住先での安全でしっかりとした住宅や基本的なサービスを 提供するものであったとしても、マイナスの効果の方が大きいものです。だから多くの家族が、立ち退き後にまた都市のスラムに戻ってしまいました。たとえま た下水道の脇や橋の下での生活が待っているとしても、少なくとも仕事にはありつけるのです。問題は居住場所と生活手段です。もしも貧しい人たちが毎日の食 べ物を得て、子どもたちを学校に通わせ、生活水準を少しでも向上させようとするのであれば、彼らのためのシェルターは、彼らの仕事場に容易で安価に通える 場所になければなりません。

 

  なぜこうした都市の不法居住地はなくならないのでしょうか。なぜならスラムは貧しい人たちに収入の機会、子どもたちを学校に通わせること、食べ物の入手、 保健センター、病院、そして娯楽の場、これら全てに簡単にアクセスすることを可能にするからです。また濃密なコミュニティの中では、お金を借りたい、食べ 物を分けて欲しい、子どもを見ていてほしい、などの何か困ったことがあれば、すぐに隣人や親戚を訪ねて、お互いに助け合うことが可能だからです。これが世 界中のそしてフィリピンのスラムに暮らす子どもたちの生活の状況です。

 不法居住地に暮らすことは、家族やコ ミュニティのサポートをいつでも受けられるという安心感をもたらしますが、一方でその劣悪な居住環境が子どもたちに重大な影響をもたらすであろうことも想 像に難くありません。都市部の貧しい家庭には、過密状態、家庭内暴力、不健康な状態、立ち退きへの不安、失業/不完全雇用、貨幣経済の中で高い生活コストを強いられること、環境汚染、犯罪、麻薬、基本的なサービスへの限定的なアクセス、資源をめぐる競争、そして差別、偏見、無力感などのネガティブな状況がつきまとっているのです。

 

貧しい農村の子どもたちよりも病んでいる都市スラム居住の子どもたち

  こうした状況の下で、都市部の貧しい子どもたちは困難を強いられています。彼らの、健康、食べ物、身分保障、住宅、教育、そして総合的な幸福は、深刻な危 険に晒されています。非衛生的な環境と廃棄物からの汚染、安全ではない飲み水と下水からの汚染は、多くの病気の原因となります。蚊、ネズミ、ハエや害虫、 じめじめした場所を横切る安全ではない道や橋、交通事故、暗くてごみごみした住居、そしてわずかしかない遊び場がこのような苦境に追い討ちをかけます。当 たり前の光景になってしまったとはいえ、夕方になると薄暗い路地には酔っ払いが溢れ、特に女性や少女にとって脅威をもたらします。ほとんどの子どもたちは 家庭内暴力や虐待を経験し、住まいの倒壊や立ち退きに合う可能性に強い不安を感じています。また、洪水、火災、地震などからのトラウマを負っていることも あります。それらの感覚を緩和してくれるような樹木や草花などの緑もなく、自然やオープンスペースに触れられる機会もありません。

  都市のスラムの子どもたちは、農村部の子どもに比べて、より病気にかかりやすく、栄養失調で、下痢・はしか・結核などで死亡する割合も高く、より初期の段 階で学校教育からもドロップアウトしてしまい、教育レベルも低いのです。近年の経済危機におけるデータは、このような貧しい子どもたちや女性とその家族 が、最も深刻な影響を受けており、その状況はますます悪化していることを示しています。こうした社会から最も取り残された場所に居る人たちへの対応が必要 です。政府の対策は、しばしばこういった状況から守ってくれるどころか、問題を深刻化させ、不平等を広げてしまうことさえあります。(R.U Mendoza and E. Strand、「危機の中の子どもたち:危険からの保護と回復の促進」ニューヨーク、ユニセフ、2011

 

自治体/市の取り組みに期待されること

 この第二回フォーラムにおいて、全国津々浦々の都市に暮らす子どもたちのために、子どもたちとともに、創造的で生産的な幅広い努力が必要だということが明らかにされました。各自治体の首長と議会は自治組織やNGOと協力しながら、都市の貧困層が抱える様ざまな課題の解決に取り組んできました。バランガイ・プログラムでうたわれているように、子どもの参画には親たちの参画も伴います。何人かの首長たちは、子どもと若者の福祉の向上のプログラム開発のために、若者の意見を聞くしくみ(Sangguniang Kabataan=Voice of the Youth)や児童保護のためのバランガイ委員会(BCPC)の改革を進めました。

  多くの自治体では、子どもと家族を核とした地域内での強い結びつきのデータをもとにして、時には性別や年齢などのグループごとに分けたりしながら、参画の プロセスを進めています。計画では何よりもまず、児童労働、紛争、ストリートチルドレン、暴力、児童買春、エイズ、人身売買、児童ポルノ、性的虐待、家庭 内暴力、虐待、育児放棄などの課題に人道的な対策で取り組むことにしています。ある市では独自の子ども条例を定め、子どもに関する年次報告書を発行してい ることを誇りにしています。別の市では、地域の計画に子どもたちが参画し、経過をモニタリングするプログラムを実施していることを自慢しています。いくつ かの自治体からは、女性の起業支援やリーダーシップのトレーニングに力を入れることで参画や自治を高めることに成功した事例が報告されました。

  ある自治体では、子どもを守るために災害リスクの軽減を行うことが何よりも優先されます。廃棄物処理、汚染防止、火災予防、洪水制御を進めることは、子ど もの福祉を向上させるための環境的な課題解決にもつながります。近隣の自治体の取り組みとの協力や連携は、課題解決のために相乗効果をもたらすことも報告 されました。NGOと学校は、特に幼い子どもたちとその親たち に対して子どもの権利についての知識を教え、これら子どもの権利は、要求され、主張され、保護された場合にのみ有効になるということを繰り返して伝えまし た。時に市政は限られた予算や予算削減を理由に、実現が難しいなどと取り組みに消極的な姿勢を示すこともありますが、PPP(パブリック-プライベート・パートナーシップ)の導入などで解決できる点もあるでしょう。地域の子どもたちのニーズに焦点を当ててビジネスに結びつけるという企業の役割も非常に重要なのですが、この点はまだまだ弱いところです。

 フィリピン政府とユニセフの新しいプログラムでは、災害や紛争が発生しやすい地域、特にARMM(ミンダナオ諸島のイスラム教徒自治区)の貧しい子どもたちに焦点を当てています。ユニセフが新たな焦点を当てているような都市部の地域では、データによると、最も支援を必要としている層の子どもたちのうち、少なくとも40%がこういった都市部の貧困地域出身ということから、今回のプログラムの対象となりました。またこのプログラムを進めるに当たり、ユニセフは5カ 年計画を通して、国連女性機関及び国連ハビタットとのパートナーシップも確立しました。革新的で、性別に配慮し、実証に基づくアプローチの上に描かれたこ のプログラムは、地方自治体や地域組織、女性、若者と子どもたちの代弁者たちが、安全性を高めることで、特に女性や少女に対する性的虐待や嫌がらせを含め た暴力を防ぎ減少させるための行動を起こすことを可能にするでしょう。

 

まとめ

 以上のように、第二回フォーラムで交わされた議論は大変内容豊かで有益なものでしたが、そこから次のような課題も浮き彫りになりました。

    今後、都市化の一層の進行は避けられず、都市そのものがますます拡大していくことに伴う都市の貧困の問題もこれまで以上に拡大していくと予測される。

    都市の貧困地域で暮らす子どもたちの状態や生活状況はますます悪化し、生活の質も低下していくだろう。

    若者はますます将来への希望を失い、そのため薬物、非行、徘徊、飲酒、そして売春のような行為に走ってしまうだろう。

  フォーラムに参加した若者たちは、このような望ましくない選択を避けるために、予防と支援のプログラムが必要だと声を大にして訴えました。また若者たち は、親たちに対しても、もしも自分の子どもたちをきちんと支援したいならば、そのためのトレーニングプログラムを受けることも提案しました。若者たちは 「自分たちは貧しい子どもたちや若者たちの抱える課題を知っている、なぜなら毎日彼らとともに生きているのだから。自分たちはどうしたら解決できるのかも 知っている、だけれども自分たちはまだ若すぎて力もなく知識も足りない、だから大人たちの助けが必要なんだ。」とも述べました。またフォーラムでは、子育 て、コミュニティ活動、リーダーシップ、起業など、都市の貧困地域における女性の役割も強調されました。

 貧し い人たちに対する社会の考え方を変えることも必要です。例えば、彼らは経済活動の一端を担い、貧しいけれども勤勉で柔軟性のあるメンバーで、負債ではなく 財産を形成していると認識する必要があるでしょう。彼らの存在はこれからの都市の存在に必要な視点を与えてくれています。政府からの補助なしで自分たちの 住宅を建設している彼らは、私たちに課題ではなく、解決策を提示しているのです。借家権の保障や建て替え、または住宅改善を伴う都市部の近くでの住み替え は、彼らの市民権が認められた適切な環境の中で、家族が子どもたちを育てることを可能にするでしょう。ショッピングモールやレクリエーション施設に対する 優先的な土地利用は、貧しい子どもたちとその家族のための公共住宅を整備するために検討され、見直されるに違いありません。現アキノ政権は、これらの問題 に対処する重要な措置を講じているところですから。

 子どもや貧困層の代弁者となるリーダーたちが必要です。む しろ、彼らの活動基盤に子どものためのアジェンダを掲げているのであれば、その人たちは子どもたちのために働く代表として必ず選ばれなければなりません。 フィリピンの人たちは、自分の娘・息子だけでなく、フィリピンの全ての子どもたち、特に最も恵まれない所にいる子どもたちに対しても、同じように愛情を 持って育てていかなければなりません。

 地方自治体は、CFCを独自の地域政策として広げていく一方で、企業やNGO/NPO、 民間セクターなどと連携して市民参画を促し、中央政府への依存を減らしていく努力をしなければなりません。その計画と実施の中心には子どもたちがいるべき です。子どもたちもそのまちの一員であるということ、そして一人の市民として社会に参画する権利があるということが、きちんと認識されなければなりませ ん。都市の貧困家庭で暮らしている最も恵まれない状況にいる子どもたちは、多くの場合参政・社会参画・基本的なサービス・居住などにおいて悲惨な環境条件 に置かれています。より大きな公正性のもとに現状のような甚だしい格差が是正され、彼らの権利が実現されなければなりません。私たちの都市を「子どもにも 居心地がいい」都市にするためには、都市の貧困層の子どもたち・彼らの家族・暮らしているコミュニティのさまざまな声が、自治プロセスへの真の参画を通し て、きちんと聞き入れられることが不可欠です。そのためには、地域の組織やグループとのコミュニケーションを作り上げていくことが特に重要です。

 政府・民間セクター・市民団体そして子どもたち自身も巻き込んだこの第二回フォーラムは、都市の子どもたちが直面しているさまざまな問題への対処を「”sana”(こうだといいのになあ)」という個人の希望レベルから、「私たちはやる、だから一緒にやりましょう」という社会全体の意思表明へと動かす転換点になるはずです。

 子どもたちのために、「さあ、あなたも一緒に!」

 

●マレーシアより

Ismail Said(イスマイル・サイド):マレーシア工科大学

 先日、3人の博士課程の学生を連れて、Judith Ennews(ジュディス・エニュー)の「ノーイング・チルドレン」のオフィスを訪問しました。学生たちは彼らが現在研究している内容をそれぞれ発表し、ジュディスと他のメンバーからコメントをもらいました。学生たちのテーマは、(1)都市における子どもにやさしい環境、(2)マレーシアにおける環境学習教材としての校庭の可能性、(3)ゲーティド・コミュニティ(主として防犯上の理由から、大規模マンション群の敷地や住宅地全体を塀やフェンスで囲い、入り口に門を設けて警備員を置き、車や歩行者の出入りを厳しくチェックしている居住地。世界では5万ヶ所ほど存在すると推定され、日本でも2000年ごろから大都市圏に出現)における子どもの一人移動、です。また私はフェイスブックを使って、マレーシア国内で子どもの環境に関心のある研究者たちのネットワークを作り始めています。

 

●オーストラリアより

Geoffrey Woolcook(ジェフリー・ウールコック):グリフィス大学准教授

 2011114-5日にローガンで全国CFC推進会議が開催されました。国内外のCFC推進の動きを知る大変良い機会でした。主な講演内容と発表者は次の通りです。

1.  オーストラリアの子どもたちの現状(Lance Emerson(ランス・エマーソン)博士/オーストラリア子どもと若者のための研究連合会(ARACY)会長)

2.  CFCとなるために-「子どもにやさしい」の評価について(Karen Malone(カレン・マロン)教授/ウエストシドニー大学)

3.  子どものための建築環境:子どもにやさしい病院環境とは(Penny Cartis(ペニー・カーチス)博士/シェフィールド大学)

4.  幼児期の発達と公正:世界的課題に対する地域的解決(Sharon Goldfield(シャロン・ゴールドフィールド)博士/小児科医、オーストラリア幼児発達指数(AEDI)ディレクター)

詳しくは以下のリンクを参照してください。

http://www.koruconsulting.com.au/Koru_Consulting/CFCC_Conference.html

 

●南オーストラリア州より

ハリー・マナタキス(南オーストラリア州子ども省)

 2011年、南オーストラリア州には、いろいろな変化がありました。まず、ジェイ・ウェザリルが州の首相になりました。ウェザリル州首相は元教育及び幼児教育大臣で す。彼のリーダーシップで、私たちの省と新政策は「全ての子どもたちに、どんな時も」をモットーに進められるよう組み替えられました。子どもに関わるサー ビスを一元的に提供するという観点から、現在の省の役割は、子どもの教育と医療関係に留まらず、子どもの保護、そしてこれまでは家族・地域部門や子ども保 健部門が行っていたような内容にも責任を持つことになりました。つまり州政府は子どもに関しての施策は縦割りではなく、総合的・包括的な形で進めようとし ています。

 ウェザリル州首相は幼児教育についても非常に理解があり、州レベルと国レベルの両方から支援を得ら れるように尽力していますので、彼が州首相でいる限り、この状況が続くことは間違いありません。将来に向けて「子どもにやさしい」政策がより大きくよりよ いものになっていくことでしょう。私たちが関わっている最近のプロジェクトの中から、次の6つをご紹介します。

 

1)地域ごとの「子ども施策」の策定

  キャンベルタウンでは、すべての地域で子どもに関する地域ごとの「ソーシャルプラン」を策定することを目指していて、現在協議会と一緒に、各年齢層の子ど もたちともやりとりしながら作業を進めています。協議会から作業に加わっている女性たちは、子どもたちを巻き込むことの意味や重要性を即座に理解し、尊重 してくれています。われわれはこのプロセスを研究し、映像として記録しているので、今後更に詳しく皆さんにご紹介できると思います。これまでに子どもたち 自身の地域に関する400近い子どもたちそして親たちの意見を 記録しています。その中には、地域のそのような話し合いにはこれまで一度も参加したことがなかったような人たちもたくさん含まれています。私たちのこう いった活動内容は、子ども施策の策定を進めている他の地区の協議会からも高い関心を寄せられているようで、この流れはこれから次第に勢いを増していくだろ うと感じています。

 

2)ロジャー・ラシード・スポーツ財団

  皆さんご存知のように、ロジャー・ラシードは、最近までレイトン・ヒューイットでテニスのコーチをしていた南オーストラリアの著名なスポーツ選手です。ロ ジャーは、子どもたちがより積極的に、そして特に親たち/大人たちが子どもたちと一緒に野外へ出かけて、子どもたちと一緒に良い時間を過ごすことを奨励す るために、この財団を立ち上げました。ロジャーは数年来、神経科学の実証に関心を持っていて、最近では、乳幼児に対していつくかの実践を試みたり、神経科 学に関する主要な内容を親たちと共有したいと願っています。今のところ、私たちは話し合いを始めたばかりですが、このうちのいくつか、例えば、乳幼児に対 する活動の提案や乳幼児期の脳の発達に関する親への情報提供がまとめられた情報シートを地域のスポーツ施設にストックするなどは、今後の施策候補として試 験的に運用される可能性が高いのではないかと思われます。

 

3)子どもにやさしい都市・ゴーラー

 ゴーラー地区は、11月にCFC認 可申請をするという究極のビジョンを掲げて、子ども関連の計画整備に一体となって着手しています。私たちはこれまでに、地域がこういった検討を始めるため に一体となっていく場面をたくさん見てきましたが、ゴーラー地区のユニークな点というのは、この話し合いをリードしているのは地区の議員だということで す。さらに驚いたことには、「子どもにやさしい」都市デザインに関わっているという民間の土地開発業の人が参加していて、彼は自分が活動に関わるだけでな く、他の事業者にもこの活動に関わってくれるよう広めて回っているというのです。その上彼は、他の土地開発事業者らと一緒に、計画策定に関するいくつかの コンペと奨励金まで実際に創ってしまったということです。

 

4)すべての年齢の人にやさしい環境とコミュニティ

 先ごろ、南オーストラリア州は、CFCに 関連する州内のいくつかの協力団体がこれまで試験的に運用してきた「すべての年齢の人にやさしい」ガイドラインの案を発表しました。これらのパートナー団 体たちは、このガイドラインを「子ども」という視点からチェックしてくれるでしょうし、子どもたちのニーズをより一層反映させたより質の高いガイドライン にするために、さまざまな意見もフィードバックしてくれるでしょう。今のところ、ガイドラインの内容は「すべての年齢の人にやさしい」というよりもどちら かといえば「高齢者にやさしい」に偏っているように見受けられます。フィードバックを反映させることによって、このガイドラインが、私たちが手本とし下敷 きとしているWHO世界保健機関)のガイドラインのように、全ての年齢を包含する内容になるようにしていきたいと願っています。

 

5)「子どもの権利」教育プログラム

 セーブ・ザ・チルドレン南オーストラリア支部は市町村と幼児教育の専門家向けに「子どもの権利」教育プログラムを開発しました。2012年の早い時期までに、これらを普及させる方法についても決める予定です。

 

6)「子どもにやさしい都市」デザインフォーラム

 総合デザイン委員会、国土管理局(LMC)、そして子どものケア協議会は、2012年早々に「子どもにやさしい都市デザイン」フォーラムを立ち上げるべく、共同体制を組みました。南オーストラリアからの報告は以上です。

 

CFCヴィクトリア州&ヴィクトリア州CFAPネットワーク

20111030日にウィンダム市でネットワークミーティングを開催しました。ミーティングでは、Julie Rudner(ジュリー・ルドナー)博士(ラトローブ大学ベンディゴキャンパス、地域計画及び開発学部講師)によるプレゼンテーションがありました。ジュリーは、地方自治体でCFCを実施していくための国内外の事例について紹介してくれました。またCFAPで検討されている認定の枠組みについても話し合われました。次回CFCヴィクトリア州ミーティングは2012217日(金)1100-1430にヴィクトリア州ベイサイド市議会会議室で開催予定です。

 

●ユニセフ・イノチェンティ・リサーチセンターより

コンサルタント及び連携部門のMaria Rubi(マリア・ルビー)から離任のお知らせ

 この度、ユニセフ・イノチェンティ・リサーチセンターを離れることになりました。CFC推 進プロジェクトにおける私のここでの主な役割はホームページ関係だけでしたが、在職中の一年半に渡って、皆さんにはいろいろなことを学ばせてもらったり、 皆さんの熱い思いにいつも勇気付けられたりして、さまざまな形でお世話になりましたこと、ここに感謝したいと思います。今後連携プロジェクトのお申し込 み、あるいは情報提供などがありましたら、下記にメールしてください。

florencecfcsecr@unicef.org

 

●「インドネシアの子どもたちにボールを送ろうプロジェクト」の続報~既にたくさん届けられていますが、まだまだ必要です!

マリオン・スタージェス(西シドニー大学)

 「ボールを届けよう」プロジェクトは、オーストラリアのメンバーが20116月開催の第二回CFAP会 議のためにインドネシアを訪問した時に、遊び場で子どもたちの声を聞いたことから始まったチャリティプログラムです。私が見学先で話しかけた子どもたち は、インドネシアの学校や遊び場では、基本的なスポーツ設備が不足しているということを口にしていました。そこで私は帰国後この様子をオーストラリアの人 たちに伝えましたが、彼らも私と同じようにインドネシアの子どもたちの遊び道具不足の状況をほとんど知らなかったということに気がつきました。そこですぐ に、同僚でキーラビルコミュニティ幼稚園園長でもあるマーガレット・グリーソンとともにこのプロジェクトを始めたのです。

 この「ボールを届けよう」プロジェクトには2つの目的があります。

  1. 基本的な遊び道具を必要としている地域にそれを届ける。
  2. 世界には、基本的な遊び道具さえ満足に得られない子どもたちがいることを、オーストラリアの人たちに知ってもらう。 

 マーガレット園長の声がけの下、キーラビルコミュニティ幼稚園では2011年の下半期に総合的なカリキュラムの一環としてこの活動に取り組みました。先日、ボールを回収するために幼稚園を訪れたところ、3,4歳の子どもたちが私に、他のお友だちの手助けをするために、家からボールや遊び道具を持ってきて自分たちで集めたことを話してくれ、更に地図でインドネシアの場所を示してくれ、ボールを箱詰めすることまで手伝ってくれ、とても感激しました。これまで既に700個以上のボールや遊び道具をインドネシアに届け、これからすぐまた5箱を発送する準備ができています。ボールたちは、プロジェクトのきっかけとなったソロ市とパレンバン教育センターをはじめとして、ジャカルタのストリートチルドレンを含むインドネシア各地の子どもたちに届けられています。

 どんな形でも結構ですので、もしご協力いただける場合には、マリオンまでご連絡ください。

m.sturges@uws.edu.au

 あるいはフェイスブックのボールプロジェクトのグループに登録してください。

http://www.facebook.com/#!/pages/Balls-Abroad/247477361944908

 

国際会議・イベント・視察ツアーのお知らせ 

●ベンディゴ会議

子どもに優しい会議:国民として子供を尊重するために

日時: 201251日~2

場所:ベンディゴ(オーストラリア・ヴィクトリア州)

 

大ベンディゴ市はスポンサーのお蔭で第2回 子どもに優しい会議を行う予定です。この二日間の会議の中では街づくりの視点から現在の子どもにやさしいまちの開発に関する特に市民として子どもを評価す る点について現代の理論と実践を検討します。この会議では子ども参画によって、地域の子どもたちの要望・願いを実際の計画に反映させ、持続可能なコミュニ ティを実現しているコミュニティと、そうではないコミュニティとの相違点について取り上げます。

 

基調講演

ニューヨークのコラムニストであるレノア・スケネーディです。彼女はウォールストリートジャーナル やマッドマガジンなどのコラムをたくさん執筆しています。しかし、ある日、The New York Sunに彼女の書いた記事は世界中の見出しになりました。それは彼女の9歳 の子どもを一人で地下鉄に乗らせる話です。二日間の後、ザ・ツデーショー、MSNBC,フォックスニュース、NPRや世界中のメディアなどで、彼女は自身 のことを「アメリカの一番悪い母親」ではないんだと弁護して回らなければなりませんでした。反対の人々に説明できるように彼女は「Free-Range Kids(子 どもたちをのびのび育てよう)」というブログを作って、彼女の子育ての哲学を説明しました:「安全は良いことです!私はヘルメットやシートベルトと安全ベ ルトの必要を信じています。でも、私は子どもが外出する時いつでも万全なセキュリティがいるとは信じていないのです。」と。そして、このブログから、彼女 は本を作って、子どもたちを見守りすぎることに反対する活動(アンチヘリコプターペアレンツ運動)を開始しました。スケネーディさんはその活動の先頭に 立ってきました。彼女はエール大学で勉強して、コロンビア大学院博士前期課程を修了しました。彼女はなぜ現在の両親は前の時代と比べると今の子ども達は一 番弱いと思っているのか明らかにしようとしました。

現在、スケネーディさんは「Free-Range Kids(子どもたちをのびのび育てよう)」に関して、色んなところで、たとえば、バーナド大学やシドニーのオペラハウスで講演を行ってきました。そして今回はベンディゴで行います。2012年の1月に彼女は「世界一悪いお母さん」というTV番組をホストしました。この番組の目的は家族がもっと「Free-Range(の びのびできる)」(この定義は今では辞書にも出ています)出来るようにサポートすることです。自分の信念を曲げることなく、「子どもを外に出すことの危険 を恐れなければならない社会」を変えようと活動してきた彼女は今、旦那さんと、十代になってあらゆる公共交通を好きなように乗りこなすことを許可されるよ うになった二人の息子たちと一緒にニューヨークで住んでいます。

 

この会議では演者とワークショップのまとめ役は行政とコミュニティの全体の文脈的なアプローチに興味があるさまざまな属性の人々によって構成される予定であるす。会議のテーマは子どもがいきいきと、コミュニティの生活のすべての面に従事できるように、市民的なもの、教育的なもの、構築的な環境、自然的な環境と仮想的な環境に関係している課題を取り上げます。

ラトローブ大学の街づくりと開発プログラムが学術的に会議記録などをホストします。詳細な情報はこのホームページに参考してください。

http://www.bendigo.vic.gov.au/Residents_and_Services/Children_and_Family_services/Child_Friendly_Cities_Conference_2012

 

2012年「Child in the City Conference」クロアチア会議

日時:201292628

場所:ザグレブ(クロアチア)

 

第6回のCIC会議はクロアチアのザグレブ市で201292628日に行われる予定です。この国際会議はCFCのヨーロッパネットワーク(ENCFC)と都市の子どもたち財団(CIC)の共同開催です。この会議はザグレブ市と子どもに優しい都市と地域プログラムのセントラル調整委員会によってサポートされます。

この会議の委員会は第6回国際会議に4つのテーマを決定しました、

1)       遊び

子どもにやさしい都市ではどうやって私たちは子どもの遊ぶ権利を計画することができるのか?特に都市計画の出来ることと子どもの遊び時間の要求であるもの。

2)       子どもの権利

子どもに優しい都市ではどうやって私たちは子どもの権利を実行に移すことができるのか?国連の子どもの権利は子どもにやさしい都市のもうひとつの挑戦です。誰でも、このコンベンションの重要性とローカル方針の効果を分からなければなりません。

3)       健康

子 どもに優しい都市ではどうやって私たちは子どもの身体的な健康、社会的な健康、知的な健康、感情的な健康を保障することができるのか?その健康的なものの 異なる面をどうやって統合することができるのかがテーマです。身体的な健康以外に、精神的な健康、そしてもっと国際的に子どもの社会的健康について留意し なければなりません。

4)       世代間の進展

子 どもに優しい都市では私たちはどうやって世代間の触れ合いを保証することができるのか?子ども達が市民のグループと他のグループ(例:高齢者)から隔絶す ることを防がなくてはなりません。ですので、この世代間のテーマは飾りだけではなく、これは社会にとってなくてはならないものです。

 

発表希望者は上記のテーマの1つに基づく要約をプログラム委員会に提出してください。

提出の締め切り:遊び、子どもの権利、健康に関する研究テーマは2012215日までです。

世代間の進展に関する研究テーマは2012229日までです。

詳細の情報はこちらを参考にしてください:

論文提出について、

http://www.childinthecity.com/Conference/Conference/Call-for-papers/page/6931/

国際会議について

http://www.childinthecity.com/Conference/page/6099/

 

●特別支援が必要な子どもたちに関する会議

28回特別な支援を必要とする子どもたちと家族のための国際会議「ビジョンの実現のために」

日時:2012102830

場所:ミネアポリス、アメリカ・ミネソタ州

詳細の情報はこちらへ www.dec-sped.org/conference

 

●第4回子ども若者研究センターの国際会議

日時:20127911

場所:シェフィールド、イギリス

 

シェフィールド大学の子ども若者研究センターの10周年記念のために、この会議を行う予定です。国際会議のテーマは子ども達と若者の生活の多様性である。

議論される主な課題はこちら

1.          子どもと若者のソーシャルと文化の世界の多様性です。

2.          アイデンティティと相違を理解する

3.          幼い頃の多様性の構造と機関広告インデックス

4.          時間、空間と場所

5.          子ども達の研究方法論的なの革新

6.          類似性と相違性を理論することのあり方

詳細の情報はこちらを参考してください、

http://www.cscy.group.shef.ac.uk/activities/conferences/index.htm

 

●ICCP世界の遊び会議

日時:201261819

場所:タリン(エストニア)

 

 

26回のICCP世界の遊び会議は2012年にタリンで行う予定です。この会議では歴史的で哲学的で実用的な視点から生涯にわたって、また異文化間で遊びを供給するための研究からの学びを目標としています。

詳細の情報はこちらへ参考してください

http://www.iccp-play.org/conferencetallinn2012.htm

 

●ヨーロッパ視察ツアーのご案内

 

2012年度の三つの視察ツアー

1)          北欧の教育施設と遊び場

201261923日(5日間)

オスロ市、コペンハーゲン、メルモ市・ランド (オスロ市の船の上に行う夕方の会議を含む)学校の校庭、幼稚園、公園、公共空間、冒険遊び場

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.230307120364538.56844.100001557546378&type=1



2)          ドイツ・ベルリンの園庭と公園

1回:2012627-30日(4日間)

2回:2012915-17日(3日間)

主な見学の場所は学校の校庭、幼稚園、公園、公共空間、冒険遊び場などのアウトドア環境です。

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.230407660354484.56884.100001557546378&type=1

 

定員はいずれも20名程度。4名以上のグループ、学生、高齢者には30%の割引あり。詳しくはフロード・スベインさんに直接お問い合わせください。frode.svane@gmail.com

 

●募集案内

エジンバラ大学では子どもに関する研究を拡張する将来計画があり、特に子どもの権利、国際関係、社会政策、人権などに関する研究者を募集します。2012216日締め切りです。詳細の情報はこちらを参考にしてください。

http://www.jobs.ed.ac.uk/vacancies/index.cfm?fuseaction=vacancies.furtherdetails&vacancy_ref=3015150

 

子ども研究に関する博士前期・後期課程の入学申請の情報はこちらを参考してください。

http://www.sps.ed.ac.uk/pgtcs

 

●出版物のお知らせ

UNESCO Parenting Guide(ユネスコの育児ガイド)

バンコクのユネスコは育児教育のガイドブックおよびファシリテータのためのハンドブックを発行しました。詳しい情報はこちらをご覧ください。

websites:

1.   http://unesdoc.unesco.org/images/0021/002140/214006E.pdf

2.   http://www.unescobkk.org/resources/e-library/publications/article/facilitato

rs-handbook-for-parenting-education/

 

●自然主義-人間の回復と自然欠乏症 リチャード・ラブズ

 

リ チャルド・ラーブズさんの「森林にいる最後の子ども」という本が好きな人はいいニュースがありました!彼は自然欠乏症に関する今新しい本を発行しました! 彼はなぜ子ども達が自然的な環境を必要とするかの理由を議論しています。この本は私たちと子ども達とまだ生まれてない子ども達のためにどうやって地球の状 況を改善するかについて考えさせ、行動を呼びかけます。

 

CFAPニュースレター20121月号

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